地球の歩き方12





〈プロローグ〉




気がつくとだいぶ日が昇っていた。

もう、曜日が変わっていたようだ。

今日は誰も来ない。マサも見当たらない。


これから流れる序曲も聞こえず、空気も読めず、何気ない時間を過ごしていた。


今日はひとりでプラネタリュウムへ行っていたんだ。

田舎のそれも、これまたいい雰囲気だ。



満天の空だ!


速水社長とマヤも梅の谷でこんな空を眺めていたんであろうか?


渋谷の駅前にもあったんだよなぁ。プラネタリュウム。


よく学校で行った。


でも、都会のスモッグならわかるが、


ソルトレイクの空もここと変わらないくらい綺麗だよ。


でも、ここは、本当にいい雰囲気だよ。


夢を与えてくれる。透通った瞳に戻してくれる。


また行きたい。



また行きたい。



ベースに戻って何気ない一人の時間を堪能している。


こんな時間も初めてであろうか?


そういえば、今日はここに来て初めての禁酒・禁煙DAYであろうか。


怪しいキノコのチャーハンを作るアホな関西芸人や


メタリカかぶれも、ラザニアフェチもいない。


・・・・・・。


ああ、本来なるPRICEの平穏があるべきモノヘ返還され、

ああ、解き放たれたし愚弄よ、迷宮へと誘われたもうか

〈解き放たれるであろう序幕への知らせたもうか〉


そえとも全知なるものの所存であろうか

はたまた権威を振りかざそうとしているモノの濃厚な重圧か


・・・・・・。


己の置かれた環境では全てを知ることが、判断することは難しい。


しかも、今となっては審議を進めることは、いと、難しい。


プラネタリュウムの満天の空が、現実を遮断するかのようで

でも、今ではB'Zが流れてくるよー。


こんな田舎でもアメリカはアメリカなのだ。


ようは「やぶさかでないよ」


そんな、そよ風を運んでくれているようであった。


この後のことは、全知全能なる「神の日記」頼みであろうが


事実、ここにはそのことは何も記されていない。



そう、


ここは、お茶を濁すとしよう。


薄れ行く記憶の彼方に。





(ALONE )~始動




映画なんかではないんだよ。

全てがあてはまることは絶対ないし

完結を求めることもできない。

余韻はあってもそこでの続きは無い。

置かれた状況の中で、最善なシュミレーションを決定せよ!

ストーリーは自分で作るもんなんだ。


今は、まだ、知らない。

その選択肢を実行するのは、


そう、「君」なんだ!



「地球の重力に魂を封じられた者どものフィルムを見せている保健体育の先生でもない。



解き放たれた矢を甘んじて受けるべきではない。



背中を見せねば、道は自ずと見えてくる。



信じろ」




次の日、夜もさしかかる18時に

急遽、PRICEを後にソルトレイクへ向けて

ひとりグレイハウンド(BUS)に乗り込むひとりの若者が

いたことだけは確かであった。



あてもなく


様々な想いと不安を胸に


ひとり


途方も無く


硬い座席に


身を委ねながら。



ただ、記憶の片隅にはウォークマン(カセット)からは

浜田省吾が流れていたことだけは覚えている。



LOOKING FOR AMERICA...



(未完)
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少し真面目になってみます、、、

かず印(爆)。

Author:かず印(爆)。

まにあ。
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